葉山マリーナヨットクラブでは、2023年も春と秋の2回「NIPPON CUP 葉山シリーズ」を開催する運びとなりました。
昨年同様、プラチナパートナーとして、国内最⼤級の規模を誇る専業信託銀⾏グループの持株会社である「三井住友トラスト・ホールディングス株式会社」様の特別協賛のもと、傘下の三井住友トラストクラブが⽇本における唯⼀の発⾏会社を務める「ダイナースクラブカード」の
名を冠し「Diners Club NIPPON CUP 葉⼭シリーズ2023」として実施いたします。
かつての国際マッチレースからその名を引き継ぎ、2015年春にインショアレースとして復活してから早くも8年が経ちました。過去に開催された大会では、いずれも30 チームを超える国内トップクラスのレーシングフリークが集まり、観覧艇の間近でハイレベルなレースが繰り広げられてきました。
2022年からは、IRCクラス、Melges20クラスに加え、これからのキールボートレースを担っていく若手セーラーのために「U30ワンデザインクラス」を設け、「Diners Club 賞」を設定しています。
葉山マリーナヨットクラブでは、若い世代のキールボートへの挑戦を応援しています。今後もヨットレースの魅力を広く発信し、セーリングスポーツの発展に寄与する活動を続けていきたいと考えています。
日本のヨット発祥の地・葉山沖にレーシングボートが一堂に会して競う「NIPPON CUP 葉山シリーズ2023」へ多くの皆様の参加をお待ちしています。
Photo by Junichi Hirai / BULKHEAD Magazine Japan
葉山マリーナヨットクラブではこれまで国際セーリング連盟(現World Sailing)グレード1イベントの国際ヨットマッチレース「NIPPON CUP」のホストクラブとして、アメリカズカップのスキッパーら海外のトップセーラーを招聘し、マッチレースの国際大会をオーガナイズしてまいりました。クラブ発足の翌年1987年には国内初のマッチレース国際イベントとなる第1回大会を開催し、1998年の第12回大会はマッチレースシリーズ最高峰を決定する世界選手権として開催し、2004年の最後の大会まで全15回を主催しました。
この間、大会名誉総裁として高円宮憲仁親王殿下や久子妃殿下にも御臨席を賜り、国内セーリングイベントのリーディングエッジを担いながら、マンパワー、ホスピタリティー、イベントオーガナイズのノウハウなど、NIPPON CUPを通じてヨットクラブとしての礎を築いてまいりました。
過去には、ピーター・ギルモア、クリス・ディクソン、ラッセル・クーツ、エド・ベアード、ジミー・スピットヒル、ディーン・バーカー等の名だたるセーラーたちがマッチレースツアーとしてNIPPON CUPに参加し、葉山の海を舞台に熱戦を繰り広げました。