ご挨拶
私たちセーラーは、航海に出る時、それがロングであろうとショートクルージングであろうと時に自らの危険を意識せざるを得ないものです。もちろん、そのような重大なケースがそうある訳ではないのですが、私たちはそのような危険性のあるスポーツを選んでいるのだということができます。
そして、そのような意識を持つ自分に気が付いた時に、その航海に出るまでの人生をより実りある、そして、より充実したものにしようと願うのです。だから、私たちセーラーは、もしかしたら、海を知らない人よりもより充実した人生を送ることができるのかもしれません。
そして、そのようなセーラーの憩う場所がクラブです。いわゆる「Anchor of Hope. Anchor of Life.」 私たちセーラーは、いつも港を必要としているのです。それはもちろん船のためであり、そしてその船に乗り込む生身の私たちセーラーのためでもあるのです。そのようなセーラーが集い、憩い、寛げる、そんなクラブにしたいと思います。
また、このようなクラブが地域に貢献し、ジュニアの育成に貢献し、仲間を増やしていく中で、私たちクラブ員自身もより豊かになっていくものと思います。そのようなクラブを一緒に作りましょう。もちろん、私一人でできることではありませんので、会員の皆様、委員、委員長、そして理事・監査役・評議員の皆様のお力を借りて実現したいと思います。
何卒ご協力、お力添えの程宜しくお願い申し上げます。
2015年2月
葉山マリーナヨットクラブ
第7代会長 平井 昭光